蔵出しみかん?
聞いたことのない言葉でした。京都で生まれ育ち20代から名古屋で仕事をするようになり、かれこれ30年近く。今の活動拠点岐阜県海津市に来てからもしばらくの間知りませんでした。
海津市のこの時期の魅力の一つに「南濃みかん」があります。
岐阜県で唯一のみかん産地。年間の平均気温が約15〜16℃のため、みかんの栽培には最適な地域となっています。秋〜冬にかけて生産をしています。
南濃みかんの特徴は、酸味と甘味が丁度いいバランス。今でこそ糖度の高いみかんは市場に多く存在しますが、南濃みかんは、酸味も美味しさの特徴の1つとし、昔ながらの甘酸っぱいみかんの美味しさを大切に育てられています。
収穫時期は10月〜12月頃、「極早生」「早生」「蔵出し」と時期によって名前を変え、販売されるのも特徴です。
10月頃から販売される「極早生みかん」
酸味がやや強く、甘酸っぱい香りが特徴です。
11月〜12月頃は「早生みかん」と呼ばれ、酸味と甘味のあるジューシーさが特徴になります。
そして1月〜2月頃は「蔵出しみかん」と呼ばれています。海津の名産のみかんです。
「蔵出しみかん」は、11月〜12月頃に収穫された南濃みかんを、室内が5度前後となる蔵で貯蔵され、1ヶ月以上(約40日程度)寝かせます。こうすることで酸味が程よく抜け、甘味と酸味がちょうど良いバランスとなった、まろやかなみかんが完成するのです。
1月、2月が蔵出しみかんの旬
カフェではこの時期南濃みかんパフェが人気になります。
旬のみかんをバニラ風味にコンポート。
皮ごと使ったピュレや海津のミルクを使った自家製のカスタードやチーズケーキなど色々な要素が南濃みかんの美味しさを引き立てます。
KAIJU CAFÉと言ったらみかんジュース
毎年11月に行う地元中学生たちとのみかん狩り。ふるさと教育の一環として収穫やみかんジュースのラベルつくり、販売会などを通してふるさとの名産の一つである南濃みかんについて一緒に「海津っ子南濃みかんプロジェクト」と銘打って勉強、活動します。
みかん畑での生絞りジュース体験。
これ、海津っ子の想い出の味なんです!
海津市の親世代の方も「この味が忘れられんいい思い出だ」とみんな口をそろえて話してくれます。
一つ一つ手で皮をむいてSqueeze!
みかんジュースを飲まれた方は「みかんよりみかん!」って笑顔になっていただいてます。
ジュース工場の方々には本当に感謝です。
私たちのみかんジュースは11月、12月、1月、2月とみかんの季節の間に複数回製造していただきます。
みかんの個性、その時期によって味わいが違いどの季節も甲乙つけがたいそれぞれに美味しいみかんジュースです。
ラベルも海津っ子がデザインした個性豊かなラベルも数量限定販売。店頭に並んでいる姿は賑やかで見ているだけで楽しめるのでお近くにお寄りの際はぜひご覧くださいませ。
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販売協力店様
道の駅クレール平田(海津市)・ギフツプレミアム(名古屋栄オアシス21内)岐阜県内飲食店様・イベントや岐阜県産品販売会等(東京・大阪)
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